2015年度版 (2015/5/27 第1版公開)
競技に参加できるロボットには、それが自律移動ロボットである限り、寸法や重量に特別な制限は設けないことにします。ただし、ロボットは2つ以上の部分に分離したまま競技を続けてはいけません。これには、競技者が競技中にロボットの上物またはカバー等をはずしたり、変形させることを含みます。また、競技走行はアピール走行のときと同じ部品構成で走行しなくてはなりません。
ロボットの移動性能により競技カテゴリを設けていますので、次の条件に従って、いずれかのカテゴリーでエントリーして下さい。1チームがエントリできるロボットは全カテゴリを通じて1台だけです。
ノーマル | 移動機構に標準ロボットキットのギアボックス((株)タミヤ製6速ギヤボックスHE)を使用しているロボット。 なお、ギアボックスへの軽微な改造を施したロボット、同等性能(タミヤ製ギヤボックス等)のギアボックスを使用しているロボットもこのカテゴリーに分類する。 補足: ・ギアボックスが同じなら内蔵されているモータを交換してもノーマルカテゴリに分類することにした。(2008年度運営委員会) ・モータは260RAシリーズのマブチモータとする。(2012年度運営委員会) |
オープン | ノーマル以外の移動機構を有するロボット。 |
注:ターポリンシート((株)テラモト製、規格 KT-4200、厚さ 0.42mm、材質 塩化ビニール、色 薄緑、つや消し面が走行面)
開催地の競技運営委員はコースの難易度に合わせて得点基準を設定できるものとします。ロボットの順位は総合タイムで競います。
コース仕様と得点の基準は、少なくとも競技開催日の7日前に公表します。
なお、迷いの森の障害物の位置は競技開始前まで不明です。
5.参加資格
5-1 チームを作って競技に参加できるのは、大学生および大学院生、これに準ずる教育課程の学生とします。
5-2 運営委員会からの連絡が参加者に届くように、参加者は必ずロボット・トライアスロン運営委員会のメンバー表から、自分が所属している学校の先生を探し、その先生に参加することを知らせて下さい。
5-3 身近にロボット・トライアスロン運営委員会のメンバーがいない場合は次のようにして下さい。
5-3-1 所属機関の中で協力してもらえる先生を探して参加者担当窓口になってもらい、ロボット・トライアスロン運営委員会のメンバーに連絡を取ってもらう。
5-3-2 ロボット・トライアスロン運営委員会の事務局に事情を説明するメールを送る。
5-4 同一人物が複数のチームのメンバーとしてエントリーすることはできません。
5-5 その他、必要なことはロボット・トライアスロン運営委員会で定めることとします。
6.失格事項
ロボットが以下の事項に抵触する場合、競技運営委員または競技審判はロボットの競技参加を拒否あるいは競技を停止させることができます。